風の森 ALPHA8 大地の力
Amorphous(アルファモス)製法による玄米(精米歩合100%)を用いた日本酒
【Amorphous製法】とはお米が持つ結晶化したデンプンを特殊な加熱処理によって非結晶化(Amorphous)したお米を使用した製造法。
これによってお米の溶解性を高め、たんぱく質や油分の分子構造を変質させることで未だない味わいの日本酒を造ることが可能になりました。
大地の力が存分に溶け込んだ風の森 ALPHA8の味わいをお楽しみ下さい。
※風の森の商品をインターネットにてご購入いただく場合、各アイテムをおひとりさま2本までの販売とさせていただきます。
商品情報
原材料 | 国産米 精米歩合100% |
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アルコール度数 | 15度 |
日本酒度 | |
酸度 | |
使用酵母 | 協会7号 |
仕込水 | 金剛葛城山麓の深層地下水 (超硬水 高度250mg/L前後) |
取り扱い・保存について | 要冷蔵
開栓時、お酒の中に含まれる発行時の炭酸ガスがあり、栓が飛ぶことがありますので、ご注意ください。 |
味わい・特徴
【Amorphous(アルファモス)製法】を用いた日本酒
搾る前は初めての玄米を用いた醸造の為、ビール並みの苦さと吐出した酸味を想像していたのですが、いい意味で裏切られます。色は想像通りのシャンパンゴールド、そして巨峰や熟れたリンゴ、フレッシュな人参のような香りを感じます。ごく微量の炭酸ガスと穏やかな有機酸で非常にスムーズに口の中に馴染みます。その味わいは苦さが通常の風の森よりはしっかりしていますが、許容できる程度で、酸味渋みエグ味といった要素も突出してきません。まるでとろりとしたお出汁の中にそれらの数ある複雑みを閉じ込めてしまったかのような印象。甘みの要素と、棘のない複雑味が絡まり合い、液体の質感を高めています。口に含んだ直後は独特のお米由来であろう穀物らしい香りやホワイトビールの後口のような酵母的要素もみられますが、飲み進めると口中は快適です。今までの日本酒にはない、独特の質感と風味を実現することが出来たALPHA8。
大地の力が存分に溶け込んだ味わいをお楽しみ下さい。
油長酒造 株式会社(奈良県御所市)
奈良は「日本清酒発祥の地」と言われています。
室町時代、大寺院経営のための財源調達の手段の一つとしてのお酒造りがどぶろくの様な古いスタイルの醸造酒を、現代の様に品質安定性の高い流通可能な清酒に進化させていったと考えられているからです。
私たちは奈良の先人の技術を礎に、現代だからこそできる酒造りを行い、後世の人々にそれを伝えたいと考えております。
鷹長では、菩提山正暦寺をはじめとした奈良の大寺院が確立した技法・製法を伝承し、奈良酒の伝統格式を後世に伝えてまいります。
一方、風の森では、現代の技術を常に取り入れ伝統を改変し、今までにはない魅力的な味覚体験により、新たな伝統を創造してまいります。
この地で、酒造りを通じて古より続く奈良の風土や文化を守り、それを更に前進させながら後世へと受け継いでゆくことが、私たちの使命だと考えております。