「山形正宗純米吟醸酒未来」水戸部酒造杜氏による酒説明

「十四代」醸造元である高木酒造が保有する酒米「酒未来(さけみらい)」を使用した純米吟醸です。
味わいはまさにジューシー。
山形正宗は、特に14号酵母を使用した場合にグレープフルーツやマスカット様の風味が出ますが、この米の場合にはより南国の果実風のニュアンスが出てきます。
どちらかというとこのような雰囲気は、軟らかく溶けやすい性質を持つ米に出やすいのですが、硬い米である酒未来にこのような特徴が出てくるのが面白いところです。
なお、このお米は長い間山形県の一蔵のみで使用されていましたが、平成17年より「東洋美人」「天青」「山形正宗」にて使用を開始いたしました。その後次第に使用する蔵が広がり、現在では多くの蔵が使用するまでになりました。
私としても当然このような錚々たる蔵元と比較されることになりますので、他のタンクにも増して全工程に神経をとがらせた記憶があります。
現在でもその緊張感は変わりませんが、毎年安定して個性的な旨さが出てきてくれるので、少し安心して醸せるようになったように思います。
素晴らしい酒米を供給してくださる高木酒造には深く感謝しております。
※敬称略

山形正宗純米吟醸酒未来

価格:	¥2,200 (税込) ～ ¥3,960 (税込)

販売期間：
数量:	本

容量	価格	在庫	購入
1.8L	¥3,960(税込)	×
720ml	¥2,200(税込)	×

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商品情報

原材料	酒未来(山形県)50%
アルコール度数	16度
日本酒度
酸度
使用酵母
仕込水	奥羽山系の伏流水
取り扱い・保存について	要冷蔵

味わい・特徴

今期の酒未来は、豊かな果実感とややドライな切れ味が特徴。
山形正宗の中で最も親しみやすい一本です。

株式会社水戸部酒造（山形県天童市）

1898（明治31）年に水戸部弥作により創した、全量純米酒の蔵。銘柄は「山形正宗」。
現在は五代目の水戸部朝信を中心に米造りからの酒造りを行い、豊かな米の旨味と銘刀正宗のキレを持つ最高の日本酒を目指しています。
「発酵で世界に笑顔を」を経営理念とし、梅酒の醸造や伊パルマからの生ハム輸入などの事業も行っています。