ぺそら?ぺちょら?「山川光男 2023 ふゆ」
光男さん、今年の冬は「ぺそら漬け」なのか「ぺちょら漬け」なのか首を傾げています。
今回は「発酵食品」というテーマに合わせて山形県は大石田町の特産である「ぺそら漬け」をイメージしたラベルになっています。酸っぱくて辛い「ぺそら漬け」はナスを塩に漬け白く脱色し乳酸発酵させたものです。
地元では「ぺちょら漬け」とも呼ばれ、ぺそらなのかぺちょらなのか首を傾げる光男さんが描かれています。
今回は、山形県の酒米『出羽燦々』を使用したお酒となります。
『出羽燦々』は山形県の酒米としては最もスタンダードな品種で、生産量も多い米です。時として低精米では独特のクセを指摘されることもあるようですが、高精米では味のきれいさ、柔らかさが際立ちます。
「発酵食品に合う酒」というテーマのもと、山廃仕込みを採用。冷やでも燗でも楽しめるお酒を目指し醸されました。
商品情報
原料米 | 山形県山形市柏倉門伝産出羽燦々60%精米 |
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アルコール度数 | 15度 |
日本酒度 | |
酸度 | |
使用酵母 | |
仕込水 | |
取り扱い・保存について |
飲み方・料理の合わせ方
発酵食品と好相性
男山酒造株式会社(山形県山形市)
山形市は蔵王山系より発して最上川に流れ込む馬見ヶ崎川の扇状地に位置し、良質で豊富な地下水にめぐまれています。
水質は米とともに酒の発酵や味に影響を与えますが、敷地内の地下100メートルから汲み上げる水はミネラル分を多量に含む硬水で、キレのよいすっきりとした辛口酒を醸し出します。
「地元に支持されるまじめな酒造り」を基本とし、何よりも大切なことは造り手の心にあると考えています。
醗酵科学以前の先人が無事に酒ができあがるようひたすら神に祈った心に思いを馳せ、自然の営みに対する畏敬の念を持ち続けながら酒造りに取り組んでいます。