風の森 ~伝統を改変し、新たな伝統を創造する~
お米をあまり磨かず大地のエネルギーを発酵に活かし、豊かな複雑味を最大化したシリーズ。
老若男女国籍問わず本能で美味しい日本酒を目指し、昔なら蔵でしか飲めなかった様なしぼってそのままのお酒を1年中通じてお届けする現代ならではのスタイルのお酒。
兵庫県産山田錦で醸した「風の森 山田錦 807」です。
※風の森の商品をインターネットにてご購入いただく場合、各アイテムをおひとりさま1本までの販売とさせていただきます。
商品情報
原材料 | 麹米:山田錦(兵庫県産)80% 掛米:山田錦(兵庫県産)80% |
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アルコール度数 | 17度 |
日本酒度 | 非公開 |
酸度 | 非公開 |
使用酵母 | 7号系酵母 |
仕込水 | 金剛葛城山麓の深層地下水 (超硬水 高度250mg/l前後) |
取り扱い・保存について | 要冷蔵
開栓時、お酒の中に含まれる発行時の炭酸ガスがあり、栓が飛ぶことがありますので、ご注意ください。 |
味わい・特徴
低精白でありながら、超低温長期発酵によって山田錦の個性を存分に引き出しました。80%精米ならではのフルボリュームの味わいと独特の酸味がバランスよく調和しています。
飲み方・料理の合わせ方
開栓直後の風の森は、もろみ発酵由来の自然の炭酸ガスが溶存し、口に含んだ時にプチプチとしたフレッシュ感を感じさせる、優しい発泡感を楽しんでいただけることがあります。
時間をかけてお酒を飲み進めるうちに、数日経ちますと、開栓直後に感じられた自然の炭酸ガスは消失し、風の森が持つお酒本来の美味しさをお楽しみいただけます。お米由来の豊かな味わい、うまみ、甘みと、酵母が造り出した、果実のような香りや酸味を存分にお楽しみいただく事が出来ます。
炭酸ガスはあくまで副産物です。炭酸ガスが十分に含まれている間はお酒本来の味わいが分かりにくい事もあります。是非一度、炭酸ガスが消失した後にゆっくりと時間をかけてお楽しみください。
油長酒造 株式会社(奈良県御所市)
奈良は「日本清酒発祥の地」と言われています。
室町時代、大寺院経営のための財源調達の手段の一つとしてのお酒造りがどぶろくの様な古いスタイルの醸造酒を、現代の様に品質安定性の高い流通可能な清酒に進化させていったと考えられているからです。
私たちは奈良の先人の技術を礎に、現代だからこそできる酒造りを行い、後世の人々にそれを伝えたいと考えております。
鷹長では、菩提山正暦寺をはじめとした奈良の大寺院が確立した技法・製法を伝承し、奈良酒の伝統格式を後世に伝えてまいります。
一方、風の森では、現代の技術を常に取り入れ伝統を改変し、今までにはない魅力的な味覚体験により、新たな伝統を創造してまいります。
この地で、酒造りを通じて古より続く奈良の風土や文化を守り、それを更に前進させながら後世へと受け継いでゆくことが、私たちの使命だと考えております。